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「地球交響曲第七番」を共に奏でる出演者


アンドルー・ワイル Andrew Weil

統合医療医学博士

1942年アメリカ・フィラデルフィア生まれ。ハーバード大学卒、現アリゾナ大学統合医学プログラム理事。世界各地の伝統医療と西洋近代医学を統合する「統合医療」の世界的第一人者。『人はなぜ治るのか』『癒す心、治る力』など、世界的ベストセラーの著者でもある。医学部時代、西洋近代医学の限界を痛感し、伝統医療の叡智を求めて、アマゾン奥地をはじめ、世界各地を旅し、薬草やシャーマニズムのフィールドワークを行う。
彼の持つ経験と叡智は、医療の分野に止まらず、広くGAIAの「心」を知る上で、深い示唆を与えてくれる。今はアリゾナの砂漠地帯に住む傍ら、カナダB.C州の小さな島で、GAIAの「心」に沿った理想的なライフスタイルを求めて活動を行っている。

 

高野孝子 Takako Takano

環境教育活動家

1963年新潟県生まれ。早稲田大政治学大学院修了、英字新聞記者を経て、ケンブリッジ大「環境と開発」修士、エジンバラ大教育学博士。アマゾン1,500キロカヌー下り、ベーリング海峡スキー横断など、数多くの冒険体験を持つ。1995年、男3人、女2人の国際混成チームで、人力と犬ぞりによる北極海横断の旅を日本人として初めて成し遂げた。また、アラスカ・カナダの北極圏や南太平洋の小さな島に住む先住民の古老達と共に生活し、彼らの自然と共に生きる叡智を、現代の教育に生かす道を探り続けている。
最近では「大地とつながる」教育をめざして、手作業による米作りなど日本の伝統的自然農法を軸に人と自然のあり方を体験から学ぶプロジェクト「TAPPO南魚沼やまとくらしの学校」を始めた。

 

グレッグ・レモン Greg LeMond

ツール・ド・フランス覇者

1961年アメリカ・カリフォルニア生まれ。標高3千メートルを越えるアルプスの山岳地帯から平野まで、4千キロの道のりを20数日間に渡って駆け抜ける自転車競技「ツール・ド・フランス」は、世界のあらゆるスポーツの中でも最も過酷だと言われている。グレッグ・レモンは、1986年、ヨーロッパ出身の選手以外で、史上はじめてチャンピオンとなった。ところが、翌1987年春、人気も実力も絶頂期にあったレモンは不慮の事故で全身に散弾銃を浴び、瀕死の重傷を負う。再起不能と言われる中、1989年、全身に鉛の銃弾を残したまま復帰。レース最終日、フランスの英雄フィニヨンを抜き、僅か8秒差で再びチャンピオンになった。この日の奇跡のようなレモンの走りは、今も語り草になっている。
2009年5月、次男を伴い日本の山岳地帯の聖地を訪れ、伝統工芸の匠達に会う自転車の旅を行った。

 




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