上野 圭一氏(翻訳家・日本ホリスティック医学協会副会長)
ガイアに選ばれた映画監督
「ガイアシンフォニー第2番」のパンフレットに、こんな意味のことを書いた。「地球はヒトに向けてメッセージを発するとき、龍村仁にそれを託すことを選んだ」
ワイル博士の撮影に同行して、その思いは確信に変わった。超多忙で、エージェントやセキュリティガードに厳重に囲まれた博士を長時間拘束することは至難の業なのだが、龍村チームが難なくそれをやりとげたばかりか、博士がエージェントの目を盗みながら、喜々として監督の要望に応えている現場を目撃したからだ。
この映画の登場人物はすべて「ガイアの代理人」ともいうべきミッションをもった人たちであり、監督もまた同類のヒトであることを、登場人物たちは一瞬にして見ぬいていたのである。
谷川 俊太郎氏(詩人)
それぞれに違う生き方をしているのに、この第七番の中で龍村さんが見つめる三人は、意識するしないにかかわらず、共通してからだを通して霊性へ向かう道を歩んでいる。私たちのからだとこころの内なる自然は、私たちがいま生きている地球と宇宙の外なる自然と決して切り離せないと、この作品は静かに語りかけてくる。